ビットコイン界隈を数日のぞくだけで、こんな声にすぐ出会います。「いま恐怖強欲12らしいけど、これ底じゃね?」とか、「強欲90ついたし、そろそろ怖いわ」とか。ここで言う恐怖強欲指数(Crypto Fear & Greed Index)は、市場参加者の集団心理を0〜100の一つの数字にまとめた指標なんです。0に近いほど、市場が極端な恐怖に染まっている状態。100に近いほど、みんなが強欲に酔っている状態を表します。
いちばん広く使われているのは、alternative.me が2018年から毎日出している指数です。このサイトのタコも、同じソースの値を読んでいます。株式市場にも CNN が作る似た指数がありますが、暗号資産版はクリプト市場のクセに合わせて構成が調整されているんですよ。
指数は何でできているのか
alternative.me のクリプト恐怖強欲指数は、複数のデータを加重平均して出します。公開されている構成要素は、だいたい次のとおりです。
- ボラティリティ(約25%):ビットコイン価格の直近のボラと最大ドローダウンを、30日・90日平均と比べます。ボラが異常に大きくなると、恐怖シグナルとみなすんです。
- 市場モメンタム・出来高(約25%):いまの出来高とモメンタムを平均値と比較します。上げ相場で買い出来高が乗りすぎると、強欲側のスコアが上がります。
- ソーシャルメディア(約15%):ビットコイン関連ハッシュタグの投稿数と、反応の速さを測ります。急にみんながビットコインの話をし始めたら、強欲シグナルです。
- ビットコインドミナンス(約10%):暗号資産全体の時価総額に占めるビットコインの割合です。資金が「まだマシに安全な」ビットコインへ集まれば恐怖、アルトへ散れば強欲と読みます。
- Googleトレンド(約10%):「bitcoin price manipulation」みたいなネガティブな検索語と、一般的な検索量の推移を見ます。
正確な内部ウェイトは運営が調整できます。でもコアなアイデアは一つだけ。価格じゃなく、人々の反応を測っているということなんです。